2009年6月15日月曜日

ラオス その5 ビエンチャン

朝7時台のバスでビエンチャンに戻る予定だったから、5時半に
起きて、シャワー浴び、用意を始めた。ところが、オームの番に
なって急に水が出なくなった。

オーナーのところに行くと彼はまだ寝てて、起こして聞いてみると
いつも朝方はこうなるらしい。

時間はどんどん過ぎていき、結局7時台のVIPバスには乗れず、次の
10時台のになってしまった。時間ができたのでレストランでのんびり
過ごす。

いつものように予定より30分程遅れてバスが到着。今回はミニバン
だった。我々以外はファラン7人。一番後ろの席になったけど、座面
が浅過ぎるうえに、背もたれが90度の角度で固定されてて、直ぐに
お尻が痛くなった。これで4時間か。。とても眠れる状態じゃない。

ビエンチャンには行きと違うバスターミナルに着いた。トゥクトゥク
やらソンテオやらがたかってきたが、タイ大使館までと言うと、一人
50,000キープと言う。高過ぎると言うと、遠いんだと言う。周りには
トゥクトゥクが2台いたが、トゥクトゥクはもっと高くなると思いしか
たなく乗り込んだ。

しかし、ものの20分程で大使館に到着。全然遠くなかった。流石に
頭来て全然遠くないだろと言ったが、運転手のおっさんは全然表情を
変えずに何も答えない。交渉の時食い下がらなかった自分に腹が立った。

大使館ではビザはすんなり受け取れてほっとした。ノーンカーイから
の帰りの列車までまだ時間があったので、凱旋門に言ってみた。普段
は値段交渉に無関心のオームだが、先程のやり取りを見てたからか、
トゥクトゥクの運ちゃんと値段交渉してくれた。旅行者と言えども
タイ人だと交渉が笑顔交じりに円滑に進む。

凱旋門はしょぼ過ぎた。アジア根性丸出しというか。中がお土産店に
なってて、芸術性とか歴史的建造物とかいうものとはかけ離れてた。
まあ期待はしてなかったけど、パリの凱旋門を登った者としてはかなり
がっかりさせられた。

凱旋門にもトゥクトゥクがいっぱい停まってたが、オームが交渉し、
3台目のトゥクトゥクでラオスのイミグレまでで話がまとまった。

しかしトゥクトゥクは遅かった。バンコクのはかなり速かったように
思えたけど、なにか違うのか。途中でソンテオに追い抜かれたとき、
ソンテオが路肩に停まって、トゥクトゥクの運ちゃんと話して、ソンテオ
に乗り換えることになった。料金は変わらず。

あっという間にイミグレまで着き、出国もすんなり。心配だった
オームはパスポートがない場合の滞在可能日数のオーバーと
いうことで400B払わされた。

問題はタイの入国審査だったが、審査官に、どこに住むのか、どこに
行くのかと聞かれて、タイを旅行しますって答えて問題なく通過できた。
ほっとした。タイに帰ってくると全てが安心でき(全くの幻影だが)て更に
ほっとした。

ノーンカーイ駅までトゥクトゥクで向かう。運転手がおばさんだった
のでチップを多めにあげたら喜んでた。バンコクまでの寝台チケット
を買い、駅前の食堂でバミーを食べたが、やはりラオスと似たり寄
ったりの味だった。

時間があったので隣の芝生で寝転んでオームとまったりと話をしたが、
オームは地面汚いからと言ってベンチに座れと言う。普段彼女達は汚い
バンコクの道を薄いぺらぺらのサンダルで歩いたり、店の中を裸足で
あるいてたりして、足の裏を真っ黒にしてたりするのだ。ここのほうが
よっぽど綺麗だ。犬もいないし人も通らない。

最初のうちアパートの部屋にタイ人を入れたとき、みんなサンダルを
戸口で脱がずに奥まで平気で入ってくるから、部屋に玄関を示すテープ
を張ったほどだ。彼女達の衛生観念がわからない。

列車の出発時間が近づき買出しを済ませ、列車に乗り込む。朝方バンコク
に到着。タクシーで無事帰宅。ラオスは楽しかったけど良い印象があまり
残らなかった。但し一時期フランスに支配されてたからか、交通マナーは
西洋諸国に支配されたことないタイより良かったように思える。歩行者が
いるとちゃんと車は止まってた。ように思える。。

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