昼前オームは用意しに帰り、夜の7時前にまた部屋に来た。
フアランポーン駅に向かい、チケットを買う。22時半発、
シーサケート着8時半の10時間。
ホームに出てみると、蒸気機関車が2両連結されて人だかりが
できていた。蒸気が出てて近づくと熱い。かっこいいので、これは
タイ製じゃないなと思ってると、側面にJAPAN ASSN OF RAILWAY
INDと彫られたプレートが張ってあった。富士山のようなマークの
下にNIPPON SHARYOU KAISHA LTD,とも彫ってある。
出発まで時間があるので駅前の食堂に入って食事をする。
並びに何件か店があるが、この一軒は雰囲気が良い。
ビアリオ飲みまったり。
10分前にホームに行くとウボンラチャタニー行きの列車は
既に来ていた。予想はしていたが、乗り込むと汚い。満席状態。
かなり狭い。横一列5人座ってるのだ。向かい合わせの人と足
が絡まる。これで10時間と思うと憂鬱だ。
列車は途中駅で人を乗せ、満席と思われた列車内は更に窮屈な
状態になる。こんな状況ではしおんは当然寝れない。オームは
しおんに寄りかかって寝ているようだ。羨ましい。しょうがないので
持ってきた本を読んで過ごす。
空が白んできたころ、うとうとし始めた。途中のコラートや
ブリラムで人が降りたので空いてきた。そうこうしてるうち
にシーサケートに到着。静かな田舎町といった感じだ。
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